構造計算ソフト ASTIM ATA Edition

ASTIM ATA Edition誕生

ASTIM ATA Editionは、ATAトラスに特化した新機能を搭載するATA専用のプログラムです。スピードと効率性を重視して開発されたASTIM ATA Editionには、新機能に加え、スピーディーな入力操作が行えるサポート機能を追加しています。また、さらに進化を遂げた3D表示が快適な作業環境をご提供し、作業効率を飛躍的に向上させます。



ASTIM ATA Edition特殊機能

1. ATAトラス自動生成機能搭載(ASTIM ATA Edition特殊機能)

これまでトラス入力では、部材一つひとつの設定・入力を行なわなければならず、時間と手間のかかる負担の大きい作業となっていました。ASTIM ATA Editionは、トラス自動生成機能を新搭載、面倒な部材入力を省いてスピーディーなトラス入力を実現、作業効率を飛躍的に向上させることが可能になりました。

可能な限り早く、簡単に操作性と迅速性にこだわりました。
平面配置画面からATAトラス自動生成を選択し、範囲を指定してトラスタイプを選択、あとは自動設定するだけの簡単操作。トラス入力の複雑な作業が簡単な操作でスピーディーに実行できます。

2. 充実の部材入力サポート機能(ASTIM ATA Edition特殊機能)

かんたん設定画面「ASTIMウィザード」を追加し、入力画面が大幅に改善されています。今まで別々の画面行っていた入力操作を一画面で行うことが可能になり、徹底した効率化を実現しています。右から左に入力していくだけの簡単設定なので操作が容易で直感的に進めていただけます。

ASTIMウィザード

よりシンプルに使いやすく徹底した効率化にこだわりました。
ASTIMウィザードは、部材の設定を直感的かつスピーディーに行える入力サポートシステムです。
今まで別々の画面で行っていた入力操作を大幅に改善、一画面で行うことが可能になりました。右から左へ順番に入力していくだけの簡単設定画面で、シンプルでわかりやすく効率的な作業が行えます。


ATA部材リスト

ATA部材リストを標準装備 作業時間短縮の実現にこだわりました。
主要な部材が予め組み込まれているため、入力操作の効率化と作業時間短縮を実現させます。

3. さらに進化を遂げた3D表示(ASTIM ATA Edition特殊機能)

3D表示がさらに見やすく使いやすく進化しました。オフセット表示機能で部材の接合部分も詳細表示、応力図の立体表示も可能になりました。


標準機能について

ASTIM ATA Editionは、木造軸組み一貫構造計算プログラムASTIMの主要なシステムを標準装備しています。

ASIN(アスイン:入力部)

  • 建物の規模に制限はありません(パソコンの性能に依存)。
  • 任意の平面形状の建物を扱います。傾斜フレーム、中折れフレームはもちろん従来のグリッド形式では扱えなかった建物形状にも対応。
  • 任意に軸を定義できるため、従来のグリッド形式では入力が難しい建物形状も簡単に入力可能。整形な建物をスムーズに入力できるようにスパン長の入力方法も用意している。
  • 構造種別によりデフォルト断面形状を定義。部材リストの追加や削除も可能。ATA Editionでは、ATA主要部材が標準で組み込まれている。
  • データの入力はダイアログや伏図、軸組図を用いて画面上でインタラクティブに行える。
  • 部材の配置は伏図・軸組図で行うことができ、入力しながら図面として確認できるため入力ミスを防ぐ。
  • 美しいグラフィッック画面を実現。ATA Editionでは、3D表示がさらに進化を遂げ、クリアで見やすく使いやすくなっている。応力図の3D表示も可能です。

ASTIM/壁フレーム

壁フレームは木造一貫構造計算を行います。建築基準法46条2項ルート(許容応力度計算)に基づき、木造の断面算定(日本建築学会:「木質構造設計基準・同解説」または、(財)日本住宅・木造技術センター:「木造軸組工法住宅の許容値応力度設計」による)を行います。材端に接合金物を入力できるため、集成材による木造ラーメンや3階建てに対応します。また、ASCAL(アスカル)との併用で1階がRC造、壁式や鉄骨造+上屋木造や、屋根のみ木造などの混合建物も設計可能です。

応力計算と断面算定

  • 建物を立体フレームとして変位法による応力解析を実行する。
  • 柱、梁の端部には接合金物の回転剛性を考慮できる。
  • 柔床と剛床が扱え、柔床は平面応力要素に置換して計算する。
  • 耐力壁は壁エレメントに置換して計算する。
  • 断面計算は断面の許容耐力と設計応力を比較する検定計算を実行する。
  • 木造の許容応力度は、「施行令」に従って計算する。
  • 柱、梁、耐力壁、筋かい、接合金物の計算を実行。土台とアンカーボルトの計算も実行する。
  • 柱の座屈長さは部材長に等しくとります。ただし、入力で変更も可能。
  • 地震力、風圧力に対する壁量の検討を行なう。

断面自動選定

設計応力を満たす断面・金物を選定用テーブルから選定します。選定用テーブルではユーザー定義が可能で、よく使う断面、使用可能な断面形状の中から選定できます。また、個別選定では、全ての部材に対して設計応力を満たす最小断面を選定します。グループ選定では、次の流れを繰返し、符号毎に最小断面を選定します。

壁フレームの考え方

せん断力を負担させたい柱を壁柱として配置でき、耐力壁の取り付く柱は壁エレメントの部品として評価。耐力壁の取り付かない柱はトラス材にモデル化するので、次のメリットをもたらします。

  • 壁長に応じてせん断変形から曲げ変形へとシームレスな評価
  • 曲げ戻しにおける柱断面の有効化
  • 短い壁の門型ラーメンの実現が可能
  • 紙面の節約効果

ASTIM/システム

ASTIM/システムは木造モデルの自動作図および数量計算(積算)などを行います。

応力計算と断面算定

自動作成は、入力した物件の伏図及び軸組図を、DXF形式で出力する機能です。部材種別単位での表示・非表示の切り替えにより、柱・壁伏図や梁伏図等の出力が可能です。部材符号の表示を省略し、かわりに特記なしのコメントを表示可能です。作図する範囲を通り芯で指定できます。また、接合部の接合金物名称も作図可能。金物単位で表示・非表示の切り替えができます。

数量計算

符号、使用箇所、樹種、幅、背、長さにより集計し1本辺りの材積と総材積を表示。長さは、ASTIMで入力配置された部材端間長さとし、両端部の延長寸法にも対応しています。合板の総面積、接合金物使用箇所数、単材鉄骨も集計します。

ASTIM/基礎

ASTIM/基礎は、ASTIMの計算結果を元に基礎盤や基礎梁等の検討を行う際に用います。

応力計算と断面算定

  • 直接基礎(独立基礎、布基礎、べた基礎)のみで杭基礎は含まれない。
  • 基礎部が部分地下となっている場合も計算可能である。
  • 布基礎は底盤部と基礎梁部を分けて配置しているものとする。
  • 基礎盤ごとに地耐力値を設定することができる。
  • 基礎盤は厚さと配筋の選定計算を実行する。
  • ベタ基礎、布基礎において常時鉛直荷重以外の荷重ケースの基礎梁荷重項は、地盤バネを考慮する弾性支承梁を採用した格子梁モデルで算定する。
  • 指定により布基礎梁のねじりモーメントの検討を行なう。
  • 計算結果をASTIM上部計算書の一部として出力する。
  • ボーリング柱伏図データや敷地境界、建物形状、測定位置を入力し、計算書に出力可能。
  • 計算書以外に伏図形式で基礎盤検定値を表示できる。また、指定により基礎盤検定値の詳細も表示可能。


自動生成可能なATAトラスのタイプ

ASTIMの特徴


ダウンロード

ファイル名 サイズ ダウンロード
ASTIM体験版.zip 53.71 MB
ASTIM操作手順書.zip 2.64 MB

ご利用できる機能

ASTIM ATAedition

  • トラス自動配置
  • 環境設定ウィザード入力

製品版との違い

  • 断面算定は1部材のみです。
  • 保有耐力計算は使えません。
  • 印刷機能は使えません。
  • 期限は無制限です。


<準拠する基準など>
建築基準法・同施行令
2015年版建築物の構造関係技術基準解説書
木質構造設計基準・同解説:日本建築学会
木造軸組工法住宅の許容応力度設計:日本住宅・木造技術センター

<推奨動作環境>
OS Microsoft Windows 7/8.1/10(32bit,46bit)
CPU Intel Pentinum 4 2.8GHz、又は同等のAMD Athlon移行
RAM 256MB以上
VRAM 64MB以上
HDD空き容量 100MB以上
ディスプレイ 1024×768以上
その他の周辺機器 スクロールホイール付2ボタンマウス