今年も、もう7月。
生産・技術部 H です。
あっという間に半年が過ぎ、歳も1歳増えました。
何で、こんなに1年って早いんだろう?
こう思うのは、私だけではないと思います。
実は、この現象を心理学的に説明した人がいます。
それが、フランスの哲学者ポール・ジャネが考案した「ジャネーの法則」です。
ジャネーの法則とは、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢に反比例する」ということです。
例えば、50歳の人の一年の長さは人生の1/50ですが、5歳の子供にとっては1/5に相当すということです。
では、何故そのような感覚になるのかと言うと、子供の頃は、新しい発見や学びが多くありますが、
大人になると既に知っている事の中で過ごす時間が増えます。
同じことを繰り返す生活に脳が慣れると、「特に新しいことがない1日だった」として記憶にも残らず、
あっという間に時が過ぎたという感覚になってしまうそうです。
必ずしも、全ての人がこの法則にのっとった時間の感じ方をしているとは限りません。
しかし、何もしないと時間はあっという間に過ぎてしまいますので、子供の頃のように色んな事に興味を持ち、新しい経験をしていれば、
思い出や経験の詰まった毎日を過ごせ、時間を長く感じることができるかもしれません。
新しい刺激や変化を取り入れることで、毎日をより充実したものにしたいと思う、今日この頃です。