今年の2月からATAでお世話になっています。
生産・技術開発部のY・Aです。どうぞよろしくお願いいたします。
それまでは四年半の東京での単身赴任生活でしたので、その間に是非本物をと思っていて、
2019年のお正月(ちょっと古い話ですけど)に逢いに行きました。
国宝 長谷川等伯の『松林図屏風』 東京国立博物館所蔵 です。
桃山時代の仏絵師で、生まれは能登の今の七尾市。色々あって当時の京都画壇の第一人者へ。
石川県七尾美術館で、レプリカは見たことはあったのですが。
左隻
右隻
ヤッパ 本物は迫力があります。
で、写真撮影OKでしたので、(ふつうは国宝ではありえない。お正月なのでお年玉かな)
ちょうど人が途切れたところで、パチリ。
この展示だけで、30分は過ごしたのを覚えています。
朝もやの湿った空気感がタマリマセン。それも墨だけで。驚きですね。
安部龍太郎氏の直木賞受賞作品『等伯』で書かれている、この画を描くに至った思いが
ヒシヒシと伝わってくるようでした。
まさに、トーハク(東京国立博物館)で トウハク(長谷川等伯)
有意義な一日を過ごしたお正月でした。