奈良に足を踏み入れたのは、中学の修学旅行(なんと半世紀前)以来。
いつかはと思っていました 『正倉院展』 初体験です。
正倉院宝物は奈良時代(710~784年)といいますから、今から1200年以上前のものになります。
それぞれの保存状態もさることながら、工芸技術の高さに大変驚かされます。
唐やその他の国から伝来してきた書物や宝飾品、香木などにも興味がわきます。
正倉院(校倉(あぜくら)造りで有名)は、教科書とかで見た通りですが、実際にはとても大きな木造建築。
幅33m奥行9.4m高さ(棟高)14m、床下高さ2.7mはとても巨大なログハウス(?)です。
一帯は奈良公園(鹿が沢山)として、他にもいろいろな寺院
があります。先ずは東大寺。奈良の大仏様の大仏殿。これも
一段と巨大な木造建築です。しっかり拝観してきました。
「ブラタモリ」 で天井裏に登って行った階段がありました。
これは階段でなく梯子ですね。
つづいて、興福寺。
4棟の堂塔や梵鐘を含めて47も
の国宝を有しているお寺さんです。一番有名なのは
阿修羅像。そして、高さ5.2mの千手観音菩薩立像。
これには本当に圧倒されます。
職業がらのお話。正倉院・大仏殿とも小屋組みは鉄骨補強が施されています。
さすがに千年も前の建築はそうですよね。法隆寺なんかはどうなんでしょうかね。
今度は、京都辺りでも行ってみたいです。
生産・技術開発部のY・Aでした。