こんにちは
アドバイザーの五十嵐です。
「ご自宅と倉庫を同時に建設。鉄骨では意外なところに盲点が・・・」
日時 平成29年8月30日(水)
建設地 青森県八戸市
用途 倉庫
積雪 85cm
スパン9.1m 山形トラス(TAタイプ)
前日に地組をされていましたので、現場に到着後すぐに引張部分の丸鋼の寸法チェック。
合計6フレームの確認が完了し、トラスの組上げと非常にスムーズに現場は進行しました。
午前中で躯体はほぼ完成しました。
今回の物件は工務店様よりATAへ直接、ご連絡がきた物件です。
ちょうど青森県では大成産業株式会社様が提携されていたばかりでしたので、ご紹介し、
とんとん拍子で成約に繋がった現場になります。
工務店様と提携工場様のお話を聞きました。当初は「鉄骨」で約2年近く、現場が山の中腹にあったため、申請や手続きなど複雑になっていた部分もあったそうです。
現場のアプローチも決して良いとは言えず、9m近くの鉄骨フレームを搬入することも出来ない現場であったこともあり、一般流通サイズで組め、長尺スパンをとばせるATAハイブリッドトラスが採用されました。
敷地は広大でも、そこまでの搬入に問題が生じる。(山の中腹だった為)
一般流通材で組める弊社のトラスなら現場で組上げる為、運搬も住宅と同じ4t車でOK。
これが受注の最大の理由ではないですが、細かいところを聞くと意外なところに盲点があった現場でした。
今回はTAタイプでシンプルな構成になっています。
建築は無数に答えが存在していると思います。
ご参考ください。